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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

『Le mec dans un train 』

LMTは書きたいことが山ほどあるんだが
いっぽうでは、
「観終わってからあまり誰とも語りたくない・・・」
っていう気持ちにもなる。

観た後はそっとひとりで余韻に浸りたい。

今自分がいた世界がなんだったのか
自分はさっきまでどこに行っていたのか
わからないまま、とても不思議な気持ちになっているのだ。

そして、なにかしら断片的にいろんなものが蘇ってくる

それは曲だったり、歌だったり
顔だったり、手だったり、足だったり
色だったり
音だったり
音というのは、例えば
バレリーナたちのトウシューズが床にこすれる音とか・・・

舞台のすべての何かが自分の記憶にひっかかってくる


そんな中でもやはり強烈なのが、Yという男の歌声

ワタシの舞台の記憶ということならば、ここ10年もっとも多く深く聴いてきたのは山本耕史の歌声なわけだから、呼び起こされてくる記憶は彼の歌なのだ。

だから、聞き覚えのある、あり過ぎる声のはずなんだが・・・

LMTでの彼の歌声は初めて聴く声のような感動があるんだよなぁ
聴きなれたはずの声が、まったく今までに聴いたことがないような声に聞こえる。

ふはぁ~

ポルトガル語の歌も素敵だけど、
なんつってもやっぱフランス語の歌声が最高~~~

初日で「しびれた」と書いていたフランス語の曲はこれだった!
(第二幕で2曲歌う中での2曲目の歌)

三宅さんのアルバム
『Stolen From Strangers 』
の中の
「Le mec dans un train 」
ここで試聴できます)

これ、あまりに気に入ったんで、購入して何度も聴いてます!

舞台の耕史くんは、オリジナルより歌い方が激しい!

怒りのようにも聞こえるし
人生投げやりな感じにも聞こえるし
誰かを翻弄しているようにも聞こえるし

言葉がわからないから歌の意味はわからないが

とにかく激しい感情の歌声
これが、まあ激しいんだが、フランス語の響きと息づかいがあって
シャウトもあって
やられた~
しびれた~

声もシビレルが
歌っている時の口もと、目つき、顔の動き

フランス語で歌うせいか、今までにない顔になる

苦痛にゆがんでいるようにも見えたり
目で刺すようにも見えたり
怒りにも見えるし、
奢りにも見えるし、
快楽にも見える顔つき

ただ歌を聴いているっていうより
なんだろう、迫ってくるというか、押してくるというか
なんて表現したらいいんだろう・・・
そうだ、、これだ
「襲ってくる」
声と顔が「襲ってくる」のだ。

たまらんです、この「襲ってくる」感じが。

ふはぁ~


タイトルの意味ぐらいは知っててもいいかな~と思い
娘に「Le mec dans un train 」を訳してもらったら
「Mecが英語でいうguyとかbabyとか色んな意味があるから
タイトルだけでは正確には訳せないけど…
例えばguyとして訳すなら「電車の中の奴」って感じかなぁ」
とのこと。
(娘は仏語をちょいとかじっただけなんで、いい加減ですが)

ま、タイトルくらいは・・・
でも、歌詞の意味は分からないままの方がいいような気がする。
言葉の意味はいらない
音だけでいい
今はそんな気持ちかなぁ・・・

歌だけでなく、今回は台詞も
ワタシの中では意味は不要で
台詞もただ音として聴いているのだ。

ただ聴いているだけ
ただ観ているだけ


今はそういう気持ちだが、また次回観ると変わるかもしれない・・・


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カテゴリ: Lost Memory Theatre

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