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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

新たなる衝撃

昨夜のヴォイツェク

あの姿が現れ、あの音楽が流れた瞬間に鳥肌が立った。

この手から一度こぼれていったもの、失ったものを再び手にしたような。
一度目の前から消えて行ったもの、去っていったものが再び現れたような。

そんな感動だった。


再び体感したヴォイツェク。

それは、エッジの立ったヴォイツェクだった。

なんていうか、今まではわずかにあったふんわり感がなくなって、よりハードになっていたっていうか。

色で言うなら、
ダークなカラーに中に時折現れていたパステル調のトーンがなくなったような。

形に例えると
尖がったものの中に混じっていた丸みのあるものが、ほとんど消えていたというか。

つまりはエッジが立っていたってことなんですが。

上手く言えませぬが(^^;



いちばんそう感じたのが、タンゴの場面

今までは、歌い出しからわりとすぐに顔を上げて状態を起こしていた。。
歌い始めるとすぐに別の世界へ入り込んでいるような…
現実の世界があまりに耐え難く、別世界にトリップすることで自分自身を救済しているような…
歌いながら、何度も微笑んでいた。
力のない微笑みだが、あんな風に別の世界に身を置いて微笑んでいる姿が痛々しく、悲しかった。
歌っているヴォイツェクは魂であって、実際のリアルな彼は床にうずくまって苦痛でうめいている。

そんなイメージ。


でも、昨日のヴォイツェクは、歌い出してもしばらくはうずくまっていた。
うずくまったままの痛々しい姿で歌っていたのだ。
そして、ようやく立ち上がって歌いつづけても、微笑むことはほとんどなかった。
一瞬笑みを浮かべてはいたが、厳しい表情のまま。

だから、別の世界にトリップしているというより、現実今いる世界に身を置いたまま別の世界を追い求めているような姿に見えた。
耐え難い苦痛と怒り、そういうものが重くリアルだった。
生身の彼自身のまま、苦しい現実世界の自分のまま歌っている、そんな印象。

彼の痛みや苦しみがよりリアルに、鋭く、こちらに向って刺さってきた !


うめき声もふえていたなぁ
声を出してうめき続けていた。

他の場面でも、声を飲み込むのではなく実際に声を出していることが多かったような気がする。


厳しく重い現実が、より重くより鋭くよりリアルに伝わってきた。


そんな印象でした。

ま、わたしの勝手な思い込みですが…


カテコが数回。
最後のカテコなんか、いちどは終わりかけた拍手がまた盛り返して、それが全体に広がった感じだった。

最後のカテコはふんわりした表情だった、耕史くん。
いい顔してたなぁ
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*



まだまだ進化していきそうな舞台なのに、今日がラスト(涙)

もっともっと見ていたい。
心からそう思える舞台が終わるのは切ないが…

泣いても笑っても、今日がラストヴォイツェク

全身全霊で見届けたい。



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カテゴリ: ヴォイツェク

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この記事に対するコメント

最後が…

 レク様の…読んで、ああ…そうかと思ったらー 泣けてきた! こんなでラスト大丈夫? 私…頑張れ…頑張るぞ…ああ~落ち着かない!
URL | トム母 #-
2013/10/27 09:57 * 編集 *

透明な核のようなもの

昨日の昼公演、私にとってたった1回のヴォイツェク。
今でもヴォイツェクの顔が脳裏から離れない。
現実の世界とヴォイツェクの世界。
2つの世界の狭間の中で苦しみながら、でも何とか現実に存在しようともがいているヴォイツェクの顔。

途中2回ほどこみ上げてくるものがあった。
同じような苦しい体験がふと蘇ってきたのだ、ぱあぁっと。
ヴォイツェクは私だと思った。
いや、誰であれ多かれ少なかれヴォイツェクを持っているのかもしれない。
そして思った。
ヴォイツェクは磐音と似ていると。
皆から蔑まれ妻を殺めるヴォイツェクと、皆から慕われ皆を愛する磐音のいったいどこが似ているというのか?
でも似ていると私には思えたのだ。
現実という鎧をすべて取り払った後に残る、人間の核のようなもの、
もしかしたらそれを魂と言うのかもしれないけれど、
その透明な核のようなもの、
それが私には似ていると思えたのだ。
人間は動物である、でも、それだけではない何かが人間を人間たらしめている。
ヴォイツェクはそれを私にみせてくれたのだと思う。

それにしても素晴らしい舞台だった。
音楽劇というより、舞台だと思った。
もちろん音楽は素晴らしかった。
力のある役者、脚本、そして演出。
これだけ4拍子揃った舞台は稀だと思う。
なかでもやはり、山本耕史は抜きん出ていた。
舞台の上で彼はヴォイツェク以外の何者でもなかった。
URL | bluegreen #-
2013/10/27 15:22 * 編集 *

終わってしまいました(涙)

トム母殿

とても感動した大千秋楽
チームのみなさんもいい顔してました。

でも、まだまだ終わって欲しくなかった…
いつか再演してほしいです、ホントに!!

しばらくはヴォイツェクロスに身を置いて、とりとめのない記事を書いていく予定です。
URL | レクイエム 0511 #ofxKis3k
2013/10/30 10:24 * 編集 *

思いが溢れていますね

bluegreen殿

ヴォイツェクへの思いは、きっとひとりひとりみんな違うでしょうし、また観るたびごとに違う印象も受けました。
でも、間違いなく人の心の奥底を揺り動かしてくれた素晴らしい舞台でしたよね。

いつまでも語りたくなる、でも、どんなに言葉を駆使しても語りきれない、そんなもどかしさもあります。
こんな風に観ている者の心を大きく動かし、いつまでも余韻の残る舞台を創れるものなのか~と驚愕もしました。
チームヴォイツェクのみなさんにただただ感謝ですね!
URL | レクイエム 0511 #ofxKis3k
2013/10/30 10:31 * 編集 *
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