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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

激情のヴォイツェク

昨日のマチネを観た!
休演日開け

2階、1階後ろ
ときて
初めて前の方の席で観た!

ミーハー心いっぱいで観ちゃった(ふふふ)

眉間にシワのシリアス顔に萌えた~
指に萌え、鼻に萌え、背中に萌え

銃を構えるとやっぱカコエエ~~~
ナイフを持つと戦闘モードな顔になるから萌えるううう

このお方に武器持たしちゃいかんな(あはは)
最強だから


通路の席だったから、ヴォイたんがそこを走り抜けるたびに風が吹くのだ!
ナマのヴォイ風を体で感じで
「ヒャッホ~
ってなったもんね(だはは)
走り抜けるたびに
「生ヴォイ風キタ~~~~」
って単純に大喜びしまくった、いつものワタス(笑)

で、生ヴォイ風で大喜びしながらも驚いたことがあった

ヴォイツェクが走る姿を観て、
今までは
「鈍くてモタモタと走っている」
っていう印象しかなかったんだが、
昨日間近で観たら、すごいスピードで走っていたのだ!!
「あんなに早く走っていたのか~
とホントに驚いた!
あれほどの速さで走り抜けているのに鈍走に見えるって、
コウジヤマモト、マジすげ~


そんなこんなでミーハー丸出しで観たんだが(^_^;)
やはり舞台は生き物だ。
昨日のヴォイツェクには「激情」を強く感じた!
感情のメリハリが大きく、激しいヴォイツェクだった。


※ここからはネタバレが少しありますので
まだの方は読まないほうがいいかと…。






昨日いちばん思ったのは、ヴォイツェクのマリーへの愛情の深さ。

まだ裏切られる前の、マリーへ向けるヴォイツェクの笑顔
これが本当に優しい笑顔だった。

こんなにも優しい笑顔を向けることができるなんて…

「私にはあの女しかいないのです」

このヴォイツェクの言葉が本当にリアルに感じられた。

それが奪われた時の怒りと絶望
昨日は怒りの感情がより強く出ていたし
それ故に、狂い出した時の恐ろしさがハンパなかった。
狂気に囚われている時は鬼気迫るものがあった。


マリーを殺めているときのヴォイツェクの恐ろしさ。
本当に冷酷な顔だった…
まるで処刑人のような、残酷で無慈悲な顔
お、おそろしかったぁ~
怖かったよぉ~、マジで。


それなのに、亡くなったマリーを抱いて慟哭する時
ヴォイツェクの嘆きが本当に大きかった。
あまりに泣きすぎてしゃくりあげていた。
悲しみのあまり声をあげて泣いていた。


これがひとりの人間の中に内在しているのだ。

ああ、本当に恐ろしかった…
狂人の恐ろしさを見せつけられた気がした。


とにかく、激情ヴォイたんで、すべてにおいて感情のメリハリが大きかった。

ここまで高ぶってきたのは、ヴォイツェク自身の進化はもちろん
(舞台全体が濃縮されてきたってこともあるし)
マイコさんの演じるマリーもどんどん進化しているからだと思う。
昨日は、マリーの感情がすごく伝わってきたもんなぁ…


カテコではみんながマリーとヴォイツェクを迎えるという形で
ドアを開けてマリー、ヴォイツェクと出てくるのだが、
昨日は待っても待っても出てこなくて、共演の方が(どなたかは忘れました)ドアをノックしたらようやくマリーが登場。
客席から笑い声が上がった。
『ヴォイツェク』で客席が笑うのは初めてじゃ(笑)

そして、続いて出てきたヴォイたん
髪の毛が、なんかドライヤー途中みたいな感じで笑えた(笑)


髪の毛といえば・・・
ヴォイツェクヘアーがいい具合に馴染んできた。
初日よりも、自然な感じっていうかなんていうか…
ちょっと乱れてて、ボサボサ具合が自然だ(あはは~)

カワエエんですわ、これが!




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カテゴリ: ヴォイツェク

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この記事に対するコメント

ねらんない。

さてさて。義務じゃないのに、日付またぎの昨日水曜日マチ、マイ初日済みのいらぬ報告です。
木曜日休み取れたのを幸いに、ほぼオールラインす。
言葉にすることを試みて早うん時間経過の。

今思うのは、本記事始め、ネタバレを考慮しご配慮されておりますが、だいじょうぶ、だと思ったす。
事前に、どんだけよそ様のご感想を伺っても、ヴォイツェクを前にしたらば、どこまでも自分の反応しか出て来ない、というのかな。
実生活で出会う誰かとおんなじで。

自分の出会ったヴォイツェクという人は、最初からこの世にはいなかった。彼を見た自分は、最初からつらかった。自分にはこのヴォイツェクという人がわからない。一見、狂いの道に踏み込んでいるこの人が。
実際の日常で出会ったことのある、違う時を刻んでいる、歯車の回る速度が周囲とは幾分違う人に向き合った時と、全く同じに自分は何も出来ず、そう、いよいよ激情に駆られる彼も、自分はただ阿呆のように誰彼を見つめていた。まったくそれだけでした。

「ヴォイツェク、おまえは自分の言葉を持たないのか」と誰かが言うんですね。
いや、そらあたしだ。ただ空っぽ。

うん。彼の見つめた青空。
最後に見上げた三つ目だかのそれ。
あの空が、彼にとってはじめて透明な、光の青に見えたんだろうー。
そんな風に思いました。
ほんと、このテンプレのような。
凄い!、レクさん。
URL | ま #JalddpaA
2013/10/10 05:22 * 編集 *

でさて。

娘さんのご感想記事まで拝見。
ドキュメントのくだり、うんうんです!
と、お返事はもち、どぞ、ごゆるりと。

で、長文行きます。
レクさん始め、コメされた皆様がすでに記されておりますが、『ヴォイツェク』の中にある何かは、誰もが抱えている何かで、それは危うさだったり孤独さだったり、脆さだったり愚直さだったりと、人が抱える、色々にやっかいな何かなんだろうと。
またこうしたものは、人との関わりのなかでこそ揺らぎ刺激され、狂おしいまでの気として、ごっちゃになり表に出たがるきらいがあり、身体の裡に大人しくしていてはくれない。
その気は、人がひとたび目に触れれば直感でわかるものなんだろうと思っております。

そんな狂気の塊りを飼い馴らせるのか、意識的にせよ無意識的にせよ、随分と昔から様々な分野で格闘して来た人達がいるのも、みんな識っている。

白井さんは、この狂気と、自覚を持って格闘せずにはいられない人だった。人の狂気と上手に戯れる技術というのがあるのなら、人の何かを表現するものにとって、最大の武器になる。『ヴォイツェク』の作品化をするしないに関わらず、ずっとずっとされているんだろうとも思っております。

しっかし、なんとも危う過ぎる。この技術を会得するってのは。
会得しようと思うこと自体が危うい。危ういことも皆わかっているので、普段、人は自覚的には向き合わない。
だって、うっかりすれば、逆に狂気に飼い馴らされちゃうからね。
私達生活者は普段、この裡にある狂気に対して、意識的に無防備です。

ヴォイツェクという人は、私達と同じ市井の生活者で、真に無防備な人だった。
もし自分が彼に会うことがあれば、マリーを、自身で殺めたことを愚直に伝えたい。今でも、殺めたことが理解できず、マリーを探して彷徨い続けているような気もしている。理解することは、愛する者を記憶の中に手に入れたのと同時に、目の前から失ったことを知る事でもあるんだけど。
何故殺めたのか、それを問う気はやっぱないっすね。

そんで、山本耕史という人は、そんな無防備な人を、ありえない落ち着きを持って、自身の狂気を操り、表現していた。
うん、この極限の調和は、あんまりにも美しいっす。
URL | ま #3/2tU3w2
2013/10/12 04:00 * 編集 *

矛盾だらけ

ま 殿

ま殿の心の揺れがなんとなく垣間見れたような・・・
そんなコメントですな。

ワタシも言葉が見つからない
でも、なまじブログなんぞやってるから、ちとカッコつけたい!
なんかもっともらしいこと書いちゃおっか~と…
それが墓穴を掘ることになるんですなぁ
全然通用しない、
今までの自分なりのノウハウとか、めくらましが!
で、筆も止まるし、思考も止まる。
言葉探しにこんなに疲れたことないっすよ(>_<)

で、とりあえず天使の羽根になんとかしてもらった次第
(あはは~)
URL | レクイエム 0511 #ofxKis3k
2013/10/12 18:42 * 編集 *

あれれ、

お返事ども。
お疲れ様です。

揺れが現れているなら嬉しいっす。
物語や人物以外のことは、多少は言える気もしますが、
早い話、最初のコメ通り、自分は唖然としたままわっちゃった。

こう・・皆さん仰る通り、自分がどう感じるか、てのがこれ程浮き彫りにされる作品もそうそうはないでひょから、気の済むまでやってくだされ。

ヴォイツェク自身がどう思っていたのか、とか、あの言葉の意味は、とか、元々私的にはそういうのを考えるのは不得手なんすが、今作は、そこはほとんど無理っしょ、な人物設定で、絶妙過ぎてぢぐじょお〜・・といい加減小憎らしくさえなってくるっす。
までも、人物の事を書いても、出てくる言葉は完全に自分自身のことでしかありまへんで、ある意味、なんでも書いちゃっていいんだで気が楽っす。

こちらも、出来うる限りおともしまっす。え、いらん?てまあまあまあまあ(笑)。
URL | ま #JalddpaA
2013/10/13 01:24 * 編集 *

狂おしいまでの気、其のいくつ。

出戻りご免。
きっと皆さんわかっていることだと思うんすが、追記する気になりまして。寝しなって、気が大っきくなるんだ。いや意味不明。

勉強不足で面目ないんすが、『ヴォイツェク』の原本て19世紀末初版くらいでしたけ?まあそんくらいとして。
ヴォイツェクは、どの時代でも生み出される人だと思うんす。
例えば、超絶無気力で虚無的になっていた頃の自分。
で、どの時代でもあの始末があって。もち、今でも彼は生まれ続けていて。当代比率でいえば、この21世紀の生息率もなかなか。
んで現代社会が抱える闇とか悩みとか言われたりしてクローズアップ現代で特集されまくる。
さてどうする?どうもしない?的な圧迫感を尻目に、そろっと『ヴォイツェク』が作られた。
自他から社会文化芸術ほか、色々見立てが出来るのは確かでひょか。

ところであの虚無感、自分は忘れないようにしてるんす。
ほで今作を前にした時、自分は人を殺めるには至ってない理由を、自分なりに感じられればええなあとも思ってました。

で。理由は一つじゃないし、全部はわからないんすけど。
ふとした隙間に湧いてきた愛おしいものが、一つじゃなかった。
ん。気が多かったん。はれ浮気性?と言えなくもない。
までもだんだん気が散ってきた。

人は生まれてこの方、一つのものだけを記憶し愛おしむってのは至難の技で。いやむしろ不可能だべえ・・。
だって、身体に記憶されて行く「言葉」は一つじゃないからね。

けんどヴォイツェクは、マリーという人であり言葉でもある一つしかないと言うんだな。うん。マリーという言葉以外をもたなかった。
どんな風に育ったんだろう、とやるのもよし。
でもそこは流す。

とりあえず、揺れまくるほどの情があるということは、豊かな言語を身に付けていることの証。まあ浮気性の証にもなっちゃうが。

うん。自分は一体何を知りたいのか?みたいなことも、唸れるポイントでしょかね。おしまい。
URL | ま #JalddpaA
2013/10/13 05:56 * 編集 *

う~~~ん

ま殿

がっつりキマシタなぁ
なんという読み応え
ボリュームも内容も!

読ませていただき、ワタシとはまるで違うなぁと思ったり、なるほどと思ったり。

なんつうか…
あの登場人物たちの中でいちばん自分から遠い人がマリーで、いちばん近いと思えるのがヴォイツェクなんすよ、ワタシは!

あとでゆっくりお返事コメントさせてもらいます。
これはその予告コメント(何)

ま殿の言葉選びの素晴らしさ、感性の鋭さ
これは今に始まったことじゃないっすけど、
今回は!なんつうか、いつもよりストレートに語っておられる。
それを拙宅にコメントしてくださるというのは、やっぱ天使の羽根に惹かれてですか(あは)

嬉しいなぁ~
URL | レクイエム 0511 #ofxKis3k
2013/10/13 08:53 * 編集 *

とりあえず、

終わりましたねえ。。東京ヴォイツェク。
アフタートークから千秋楽カテコレポまで、お疲れ様でした。


コメしているうちに、なんとなく。
一度きりの舞台鑑賞をされる方を想像、
舞台をご覧になれない方を想像、
仮に、手前のコメが目に触れられた場合、反面教師でもなんでも、つかってくんろ。。という素人のへっぽこエンタメ精神です。しなくていいのにねえ。すんません、うっとおしくって。

東京楽のカテコ拍手がなんだか総てな気がしました。
観客と作り手が、ほんのひと時、ちょー真剣に向きあっちゃった。
目には目を、じゃないっすが、白井さん、山もっさんカンパニーの舞台に取り組むベクトル、レクさんの、コメントされる皆様のベクトルと熱量には、同じ量の何かで向かわなくっちゃ、て気になりました。
はい。天使の羽根と、それをとばすレクさんのお導きです。
て、ちょっとウソ。

一つだけ教えて。
まだ、すーっとはしない気分の調子だと思われる中、
この作品は、すっとした? 気分さがった? それとも、もうちょっと行ったり来たり、篭っていそう?いたい?
て、ちょっとでも、すっとされたらいいなという私的我儘と、俗の好奇心。
この作品にあやかろ、と思ったのです。
実際自分は、すっとしたと、ある日突然目覚めるようなもんじゃなかったですしの。

ん。自分にいちばん近い、、
こちらも、もういつでもなり得るね、彼には。空っぽすも。
ほで、まるで七つの大罪よろしく、他の人物にもなれちゃう要素がある。

あい。来年でも再来年でも、気長におまちしてまっす。
URL | ま #JalddpaA
2013/10/16 02:34 * 編集 *
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