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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

頼長語り~最終章「頼長の涙」

瀕死の頼長さま…

何度リピしても、そのたびに衝撃を受ける
何度リピしても、そのたびに心をえぐられるような痛みが走る

それは、あまりにもリアルに迫ってくる。
大好きな人が目の前で死んでゆくのを目撃したようなショック


もはや衰弱しきっていて、からだを動かすどころか、表情を変える力すらなくなっている
そんな瀕死の状態でも、父上のお屋敷に着いたと聞いたときの弱弱しくも嬉しそうな頼長さま…

ほんのわずかに微笑んだような、
そして声にならない声で返す

そこにあるのは「安堵」

ひたすら父上の元へ行きたいという思いが彼をここまで生きさせていたのだろうか…


「矢に当たる不運は春日大明神に見捨てられた印。
 さような者をこの家に近づけることさえ恐ろしいとの仰せ」
という言葉を聞いた時の、頼長さまの「あっ」という顔、そして落涙…
自分が父上に見捨てられたことへの失意だろうか・・・

いや、ここでは、拒否された悲しみや落胆の顔というよりも
「ああ、そうだった」
と、初めて我に返った顔のような気がしてならないのだ。

父上は、ここで賊となった自分を受け入れるわけにはいかないのだ、
それが道理なのだ…

ということに、今気がついた自分。

そんなこと当たり前のことなのに…

ここへたどり着くまでの間、ただひたすら父上に会いたいという思いだけしかなかった自分。
何よりも道理を重んじてきた自分が、そんなことも気がつかずいたとは…

「ああ、そうだったのだ」



「理」に人生をかけてきた頼長さま


門を閉ざす、それが道理なのだ
それが理にかなったことなのだ
藤原摂関家を守らねばならないのだ

もし自分が父上の立場なら父上と同じように門を閉ざしただろう
それが「理」なのだがら

・・・

・・・・・

・・・

でも

・・・

・・・・・・

・・・

でも、

会いたい

・・・

・・・・


それが「理」に反することだと頭ではわかっていても、

でも

・・・

・・・・

会いたい

・・・

会いたい
会いたい
会いたい

父上にひと目会いたい

会いたい
会いたい

・・・

会いたい

・・・・・・


「会いたい」

抑えようのないこの思い
子が親に会いたいと思う「情」

どうにもならないこの人間の「情」

頼長さまの中で「理」よりも「情」が勝った瞬間にあふれ出た涙…

悲しいとか絶望とか、そういう負の感情で起こった涙というよりは「情」に溢れた涙のような気がするのだ。
どうやっても抑えることの出来ない自分の中の「情」に触れた時、湧き上がる涙

もはや、ここにいるのは、左大臣でも藤原摂関家の某でもない
そんなものは消えて、ただ父に会いたいと願い父を慕う子の姿だけ…

押し寄せる「情」の波に張り詰めていたものがすべて流され、そしてあふれ出てきた涙

会いたいという願いが叶わぬ今、残った選択肢はもはや死しかなかった。

頼長さまの涙を見て、そんな風に思ってしまうのだ。



情の深さ、情の強さ、
どうしようもなく情に動かされる、
・・・それが人の愚かさであり美しさでもあるなぁ…

頼長の最期を見ているとそんな風に感じるのだ。

だからこそ、愛おしく
だからこそ心にいつまでも響く



ワタシの勝手な思い込みですが(^_^;)


ああ、この記事を書いてるだけで泣けてきちゃったぁ
しばらくは、こんな風に、なにかしらの思いを書き散らかすだろうなぁ~
サフロス重症なう

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カテゴリ: ・藤原頼長

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この記事に対するコメント

へえっと、

ここにしまひょか。
ども、レクさん。まずはお疲れ様です。

へと、このよな場合、地球の裏側まで落ちなされい、
いや冥府のとば口あたりまで行って踊ってろ~い、とな。

「情」のお話、唸ってます。
理。コトワリて、仮に、自然なこと、無理のないことだとすれば、レクさんの現した溢れる情は捨てるようなもんじゃないし、捨てる道理もない。情がなければ理は叶わないんだな、たあぶん。
うん。その、溢れた情でもって、頼長の、人の理が真実完成したのかもしれんすのう。。

『愛だけを残せ』という唄があるんすよね。歌詞は知らんのですが。
山本耕史の藤原頼長が残した情は、実となって人様の身体まで振るわせるんね。こりゃきっと、虚と取れば砂のようにいつまでもつかめない。実と取れば身に余る。そんでもやっぱ、自分は、この愛、いただきまっせ。
URL | ま #JalddpaA
2012/06/13 03:38 * 編集 *

あなうれしや

ま殿

この記事にコメントをくださったことが、まず何より嬉しいです!
こういう記事を書いたとき、思いが強すぎるのと力不足とで、
「果たして自分のいいたいことが読んだ方に伝わっているのか~」
って思っていて…

誰もコメントしてねぇ~、やば!
なんて(あはは)

>情がなければ理は叶わないんだな、たあぶん。

深いお言葉、さすがです!

さよう
理のみで生きようとすれば、情が溢れ
情のみで生きようとすれば、理が立ちふさがり

理だけで固めた壁も、情の波に侵食され
情の大波に流され続けても、理の堤がその波の勢いを削ぐ

それが人というのものでしょうか…







URL | レクイエム 0511 #7iQfpXP.
2012/06/14 07:52 * 編集 *
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