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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

没後150年特別展「土方歳三 -史料から見たその実像-」

寝込む前に行ってきた副長特別展のことを書きたい。

日野の新選組のふるさと歴史館で開催中の
没後150年特別展「土方歳三 -史料から見たその実像-」

予想以上の素晴らしさだった。
行ける機会のある方は絶対に行くべき!!!!!

全国から集められた貴重な資料の数々・・・
今までに写真でしか見たことがなかった手紙や日記の実物が見られて、本当に感動感涙した!!

副長や新選組の軌跡について、これほど濃密な展示が他にあっただろうか~
地元ならではの展示や解説の濃さに圧倒された。
個人所蔵のためになかなか実物をみることができない資料がたくさん集められている。

どの資料も貴重過ぎて、2時間かけて見てもまだ足りないくらいだった。
これからの期間中に何度も足を運びたくなる。
もう一度見たい!という資料がいっぱいあった。


・いちばん感激したのは、現存する副長最後の手紙。

新選組関係の本などで写真は見たことがあったが、まさか実物が見られるなんて!!

これは会津の副長が母成峠の戦いの後に会津藩の東方面担当の武将二人に充てた書状で、慶応4年の8月21日に書かれたものだ。

「新政府軍の本体は猪苗代を経由して会津若松を急襲するだろうから、今分散している兵力を猪苗代に集中せよ!」
という内容なのだが・・・。。

最初から最後まで墨の濃さも間隔も文字の大きさも変わらないのがいつもの副長の手紙なのだが、これはいつもの副長の手紙とは全然様子が違うのだ。
手紙というよりは走り書きのような書状。
文字の大きさもばらばらで、墨の濃さも途中で薄くなって、またつぎたしていたり・・・
わずかだが行が斜めになっていたり・・・。

書状の最後には
「廿1日夜五時   土方歳三」
とある。
日付けだけでなく、時刻まで書いてある。

いかにこの書状が急を要する切羽詰まった中で書かれていたか・・・
その状況がありありと伝わってくるのだ。

残念ながらこの副長の要請は間に合わず、副長の読み通り新政府軍は猪苗代から若松に侵攻し、鶴ヶ城近くまで来てしまったのだった。

現存する副長最後の手紙。
戦時下の緊張感とともに、副長がいかに優れた軍師になっていたかがわかるという、本当に貴重な資料だ。
それを今、日野で見ることができるなんて・・・・。



・文久3年に多摩の門人たち宛に書かれた局長の手紙

これは、局長たちがなぜ京都に残ることになったか、その経緯や京都の状況、その任務への決意などがかなり具体的に書かれている手紙だ。
特に、初めて容保さまと対面したときの様子が詳しく書いてある。
「これからは会津藩と力を合わせて、私の助けになってほしい」
とじかに容保様から言われたとき、局長たちはどんなに感激しただろうか。

京都の治安を守るためにどうしたらいいか、
不逞浪士たちの取り締まりはどんなに困難なことであるか
・・などが、かなりかみ砕いた言葉で書かれていて、本当に貴重なものだ。
手紙の最後には、
「もし自分が京で死んだら父のことを頼みます」
という内容の一文があって、本当に命がけで京都に残ったんだなぁ、局長たちは。


・甲鉄艦乗組員の書状

江幡徳三郎という新政府軍の甲鉄乗員が江差の豪商にあてた手紙なのだが、5月11日の箱館総攻撃の海戦の様子が詳細に書かれているのだ。
実際に甲鉄に乗っていた乗員が書いたものだから、箱館湾の海戦が中心に書かれている。
朝陽丸が撃沈された様子は、海岸に足や手が何本流れついたかなどという生々しい描写もある。
激しい攻撃の応戦の模様や、50発以上の被弾があってもびくともしない甲鉄艦のすごさなども書かれている。
5月11日の戦いの様子を5月13日に書いた手紙だから、記憶も生々しく、臨場感が半端ない。


・・・

・・・・

・・・

と、これはごくごくほんの一部。

西本願寺で2014年に見つかった日記(副長の交渉のやりとりが書いてる)とか
いつもは小島資料館に展示されているおなじみの副長が鹿之助さんに宛てた「報国の心忘るる~」の手紙とか、
副長が文久元年に大病をしたときに要伍先生(副長の俳諧の師匠)から届いたお見舞いのお手紙とか、
(この手紙は以前は土方資料館に展示されていたが、今は展示されていない)
(手紙の中で27才の副長のことを「とし君」と呼んでるのがなんともかわいい~)

いや、こんなもんじゃなく
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
ものすごい量の貴重な資料がいっぱい。
しかも、副長の生い立ちとリンクさせながら、他の隊士たちや幕末の貴重な資料もいっぱい!

1時間や2時間では足りない・・・
一日中いてもまだ足りないかもと思える資料の数々だった。

歴史館正面
歴史館1

入り口
歴史館2

撮影コーナーには、ここで紹介した日野高校の生徒さんたちの力作「爪楊枝19万800本を使った土方歳三」が!
歴史館3



歴史館内で販売していた「没後150年特別展土方歳三」の図録。
素晴らしい内容!
あらゆる方向から集めた資料が一度に見られる迫力の一冊。
今まででも最高の充実ぶりです!
歴史館4
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カテゴリ: ・新選組

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