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誠に生きる〈第三章〉  

副長を崇拝しHEDWIGを愛し山本耕史さんを応援する日記

ヴォイツェクの手(2)

マリーの浮気をほのめかす大尉とドクトル

それを聞いたときの怒りのヴォイツェク

メラメラと燃える怒り
ワナワナと怒りに震える手

ヴォイツェクらしいのは、
怒りで手を握りこぶしにするだけではなく、
時に手がものすごく突っ張ったりするのだ!

大佐に食ってかかった時も
床に倒れこんだ時も

「やはり何でもありだ」

怒りに震えて突っ張った手!

「やっぱりそうだと違うの間には」

両手を微妙に合わせて指を絡める手も、指の先まで力が入っているような突っ張り感があった。

「こいつをひとつじっくり考えてみたいです」

せわしなく顔の汗をぬぐう手。

手そのものが激しく動揺しているかのようだった!
なんつうか、上手くいえないが…
感情が手に表れているというよりは、手自体に感情があるような…そんな印象。

これがヴォイツェクハンドだ




鼓手長に叩きのめされる場面での
ヴォイツェクの痛々しい握りこぶし…

あの握った手がすごく切なかったなぁ

ヴォイツェクは殴られて机の下に逃げ込む前に、一度だけ握りこぶしを振り上げて反撃しようとするのだ!

でも、それは一瞬で、すぐに振り上げた拳を降ろして、机の下に逃げ込む。
反撃など許されないのだ、彼のような最下層の兵士は。

あのヴォイツェクの握りこぶし…

なぜだかすごく幼く見えた。
幼い子どもが自分の身を守るために精一杯振り上げた握りこぶしに見えて、痛々しかった



湖でのヴォイツェクの手

「寒いのかい、マリー」
とマリーをさする手。
今までのマリーへの優しい手に比べて、かなり強い。

そして…

ナイフを持つ手には狂気と殺意があり、
ナイフを持ちながらマリーへ差し伸べた手や
冷たくなったマリーの髪を撫でる手には
マリーへの愛情があった。


でも

「俺はまだ血まみれかな」
と言いながら湖をさまよう時には
手はもう何も語らなくなったような気がした。

なぜだろう

なんとなくそんな気がした。



ああ、こんな風に記事を書いていたら、ヴォイツェクハンドがみたくなってしまった~

まだ今は頭の中に浮かべることができる
あのウネウネと動く指
ワナワナと震える手

・・・

・・・・

記憶が薄れていくのが怖いよぉ~


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カテゴリ: ヴォイツェク

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ヴォイツェクの手(1)

「目は口ほどにものを言う」ってのありますけど…

「手は口以上にものを言う」でしたな、ヴォイたんは


ヴォイツェクの手はホントにホントに多弁だった!!

前から
「耕史くんの手の表現力は日本一だ」
と思っていたが(いろいろ日本一だらけ(^_^;))
今回はヴォイツェクの象徴のような強烈なインパクトだった


「ヴォイツェクの手」
と聞いて誰もが真っ先に思うのは、あの動く指だろうな!

緩慢にニョワニョワと動いたり、
ビーム光線発射!みたいに、パラパラ動いたり。

さらに
精神的な崩壊が進むと小刻みに震え始める。

あの震える手
震える脚
震える肩

相当なスキルがなければできないと思う。
あの震えをやり続けてなお、動いたり振り向いたり
その上台詞もある。

あの震える指と手だけで、ものすごく大きなものを表現している、
それも「震えさせている」という印象が微塵もないほど自然な形で。
「勝手に震え出している」としか見えなかったもんなぁ!!

超人的過ぎる、すげ~~~~

ゴッドハンドならぬ、ヴォイツェクハンドだあ~


ヴォイツェクの手…

登場してモップを持つ手
銃を上げ下げする時の手

まさに男の手だ!


それなのにアンドレスに

「これはフリーメーソンの仕業だ、し~」

ってやるときの可愛さはどうよ!

口元に人差し指を持ってきて
「し~っ」って。

この指がカワエエのなんのって

ちょっと反り返りぎみの、きれいな長い1本指、ぐほ~




お祭りで馬人間を見つけたときもたまらんです、指が!

マリーの腰に添えた手

始めは…ちょっと不器用ながらも
“愛するマリーとカップルな僕”って感じの手。

なんとも純情な手。

それが、馬人間に気持ちが動き始めてからは指がクネクネと動き出す。

ニョワニョワしたりカクカクしたり
関節どうなってんだ~!?って言いたくなるような(あはは)

ヴォイツェクの持つシックスセンスに指が勝手に反応してる、
・・・そんな感じに見えた。

これがヴォイツェクフィンガーだ!!(何)

あの指の反応だけで、ヴォイたんの持つ不思議な力、力というより感覚かな
それが伝わってくるのだ。
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を超える何か…
動物的な霊感のような…

で、マリーが呆れて離れていってもお構いなしで、馬を見てるヴォイたんの可愛さはどうよ

おそるおそるたて髪を触ったり、
撫でてみたり、後ろに回ってさらに触ってみたり

この時の手が子供の手みたいに見えた!
あんなに指が長いのに(あはは~)

まるっきり子ども
好奇心のかたまり

あの表情はいったいなんなんだ~~
可愛すぎるじゃないのさ
モントロンの「いんしゅうぶんかい!?」よりもさらに幼く見えたもんね(笑)



マリーといるときのヴォイツェクの手。

ぶっきらぼうな手なんだけど、マリーのこと大切にしてる手。
肩を抱くときも軽く触れる感じ。
大切なものをこわさないようにそっと扱っているような…

わかってもらおうと一生懸命マリーに話してるときのヴォイたん、
気まずい空気の中、妻と息子と3人で眠りたいと言うヴォイたん
アンドレスの寝言のことを話すヴォイたん

身振り手振りが妙なんだけど、なんかその一途さが愛しいんだよなぁ

こんな手だったのに…

マリーを殺める時には、まるで肉食獣が餌食になった動物をつかむような手になっている。
捕らえた獲物を離すまいとする、容赦のない強烈な手。

あんなに大事に扱っていたのに…

だから、マリーを殺める時の手は、恐ろしい手なんだけど、悲しい手でもあるなぁ

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娘のヴォイツェク~その後

ダメだあああ~

ホント、ダメっすね

「何かしら思いついたままにヴォイツェクのことを書いていきたい!」
なんて前記事で書いたくせに…

いざ書き始めると
ボツ!
ボツ!
ボツ!

これはボツ

これもボツ

書いてはボツ!書いてはボツ!

だってぇ…

書いたものを読み返すと
なんかやたらと巧い言葉を使おうとしているようで、
無理にカッコつけて書いたような気がして…

で、
「カッコつけてるような気がするからボツにする」
っていうこと自体がそもそもカッコつけてるじゃないか~と思えて

無限のボツループ状態に陥ってしまった(アホ)

考えすぎだろ、
「ここにもアホぉ~がいた」みたいな(愚)
この自意識過剰人間め!

自分のこの思考回路…
「なんて平凡なんだ」と嘆きたくなるっすね(あはは)



このループから抜け出すために、バカ母娘のヴォイツェク会話でも書いておこう(え)

昨日のワタシと娘とのメールでのやりとりはこんなでした。


「ヴォイツェク終わってしまった
あまりに寂しくて涙も枯れた」


「大阪まではるばる行って観れたんだからすごいよ!
いい作品になってよかったじゃん


「生きる気力がなくなった


「またまた~」





「かなしみのな~いせかい~」


「止めろ~~~~


「ちょっと体も休めないと、心身とも崩れるよ!」


「俺の虚しい心臓は~菩提樹に吊るされあえいでる~」


「気持ちをいちいちヴォイツェクの歌にするから~
まったくもう!
自分で自分の首絞めてるいじゃん」


「それでも懲りずにあいつらは~」


「脱ヴォイしなさい


「無理ぃぃぃぃ~


「こっちだってヴォイツェクのいろんな場面が蘇って苦しむ日々」


「どんな場面が蘇るの?」


「友だちの隣でトランク開けてるとこ」


「トランク!どんだけ(笑)」


「あそこが強烈だったもん!
あとは湖のとこととか、いじめられてるとことか」


「そうなんだ」


「だから毎日モーツァルトして脱ヴォイしてる(笑)」
(※フランス版DVDを毎日観ているってことらしい)


「あえて脱ヴォイすんなよ


「だって苦しいもん

(※この後に続いた娘の感想が興味深かったです!)



「家のダイニングにコウジコーナーがあるし(笑)
お母さんが熱烈ファンってのが常に頭にあるから(笑)
今まで観たどの舞台も最終的には
“山本耕史が演じてた感”
がなんとなくあったんだけど。
今回はそれがなかった」


「ヘドヴィクは!?」


「ヘドヴィクは
“ヤマモトコウジ別人!別の人間みたい!”
“山本耕史と別にもうひとりヘドヴィクっていう人間がいる”
って思ったけど、今回はそれすらなかった~
舞台を観てるって感じじゃなかったもん、リアル過ぎて
ヤマモトコウジっていう名前が1回も浮かばなかった気がするな~」


「へ~
そうなんだ」


「だから脱ヴォイしないと苦しい」


「こっちは脱したくない」


「かなしみのな~いせかい~」


「止めろ~」




こんなやりとりをラインで延々としてましたんや(あはは)


バカ親子のしょうもないネット会話ですが(^_^;)

観劇から日にちが経っている娘のヴォイツェクに対する感想が、なかなか面白かったです。

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