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誠に生きる〈第三章〉  

ひたすら山本耕史さんを応援する日記

ヴォイツェクアフタートーク(4)

いよいよ三宅さんの作り出したヴォイツェク曲について

「さっきまでこの会場にいて、今はもう帰ってしまったんですが…
帰ったからいうわけじゃないですが(笑)」

と白井さん。

三宅さんとの曲作り(歌詞も含めて)は大変だったそうで。
時差のある中のやりとりだから
三宅さんが曲を完成させて、それから2人で延々とディスカッション
時差が8時間だから、白井さんは夜中から明け方までだったそうな。
三宅さんとの曲作りはかなり緻密でワンフレーズにもこだわったとのこと。

あの名曲の数々はそんな風にして生まれただなぁ~

耕史くんは最初に渡されたのがヴォイタンゴだったそうな。

「初めて聞いたヴォイツェクの曲があの明るい曲だったので、全部がそういう明るい曲調だと思ったら、あとの曲は全部CMで流れているああいう感じの曲だったんです。
ああ、この1曲だけが唯一の明るい曲で、他の曲からは浮いた1曲なんだってその時初めてわかりました」

あのCM曲を聞いたとき「カッコイイ!!」って思ったそうな。

ここで鼻歌ではあったが、チラッとあのタンゴを口ずさんでくれました(喜)

ヴォイツェクの曲については、やはりかなり難しいとのことで

「半音上げるという音の取り方は今までもあったけど、一音上げるというのは難しい」
とのこと。

そして

「僕、今までにちゃんと歌えたって思ったことないですもん」

とおっさったのだあああ~~~
マジかああああ~

「もちろん、お客さんに聴かせるレベルは超していますけど…」

この言葉は意外中の意外だった!
あんなに素晴らしいヴォイツェクの歌声
あれでもまだ自分では「ちゃんと歌えてない」と思うのか~すげ~~

これでよし!と思っていないところが凄い!
歌に関してのこの発言はマジでおろろきました~


「自分の中では、歌っていてもこの音でいいのかな~って不安になることもあって」

あるときは音がわからなくなって譜面を見たことがあったそうだ。

「あ、でも、俺は譜面が読めないんだった~って気づいて(笑)、ベースの人のところへ行って、ちょっとこの音出してもらえますか~って言って音をとったりしたこともありました」

客席の笑いを取っていたが…、

笑いながらも
「あの山本耕史をしても音が不安になったりするのか」
っと、あらためてヴォイ曲の難しさを実感させられた。


そんなこんなで、まだまだいっぱいあったような気がするが、
トークレポはこれしか書けませんでした。
しゃべり言葉にはしてありますが、かなり意訳です。
うろ覚えで全然正確じゃないので、ご了承くださいね!

※何か思い出したり、友から聞いたら追記します

耕史くんが何度も繰り返して言っていたのは、
「ヴォイツェクは自分の中に役を深く入れ込まないとやれない」
ということだった。

今までにない役にチャレンジしている姿はカッコイイ~~~

まだまだ進化し続ける、そんな素晴らしい舞台も東京はオーラスだ…
もっともっとやってて欲しい

心の底からそう思える

本当に素晴らしい舞台なんだよなぁ


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カテゴリ: ヴォイツェク

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ヴォイツェクアフタートーク(3)

トークの最後はヴォイツェクの音楽についてだった。
特にこれ聞きたかったから嬉しぃぃ~

三宅さんの作り出した曲について・・・
の前に、まずは「ミュージカルと音楽劇の違い」という話題になって

白井さんは
「ミュージカルというのは感情が高まって歌になるっていうか、芝居の延長で感情の高ぶりを歌うって感じなんですが、音楽劇はわりと芝居!、歌!って分かれていて、唐突に歌が始まる感じかもしれない。
このヴォイツェクもわりとそんな感じで歌が始まりますから」


と、ここでコウジワールドが炸裂(笑)

「僕、音楽劇とミュージカルの違いを見つけたんです!!」

と、どや顔耕ちゃん!

なんなのだ!?
世紀の大発見かぁ~(あはは)

「それは、ミュージカルは歌の後に拍手がくるけど、
音楽劇には拍手がないんです!!!!!!」

あっはははは~
ごもっともだ!

会場爆笑

「それを見つけちゃったんです!」

「拍手がないんです!」

と、さらにどや顔(笑)
さらに会場爆笑

「ミュージカルだと♪人生は続いてゆく~♪の後に拍手がくると思うんですけど、今回はないんです。
僕も走って去ってしまうし、拍手のタイミングがないんですけど」

と耕ちゃん。

「その後に続くのが♪お前は精神錯乱だ♪だから拍手する気になれないでしょう(笑)」
と白井さんも笑を取っていた!

鼻歌だったけど
「人生は続いてゆく~」を聞けたのがうれし~~~


話は前後するが、白井さんは耕史くんが40代になった頃にブレヒトの『三文オペラ』のメッキーメッサーをやらせてみたいそうな!

「今30代後半だよね。
30後半から40は男盛りだから」

と白井さん

「そうですよね~」

と耕史くん(笑顔がカワエエ)

「男盛り」に客席から笑いが起きた!

うおおおお~
ギャングで色男のメッキーメッサー

ぜひぜひぜひぜひ観てみたいよおおおおお~~~

客席からも拍手が起きたもんね\(^o^)/

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